◇那須高原の郷土料理◇ 那須高原のスローフードな郷土料理レシピ集!

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おばあちゃん世代のレシピを発掘! 那須野ヶ原の開拓レシピの登場!
那須高原の青みを食べましょう! 那須高原はスローフードの理想郷!
知っておきたい那須高原のウンチク 那須高原の郷土料理を楽しむコツ
おばあちゃん世代のレシピを発掘!
「那須高原で美味しい食べものは?」といえば、なんといっても“野菜”ですね。畑一面は季節の野菜で溢れ、道の駅や野菜直売所では安全で新鮮な野菜が店先に並びます。那須高原の土と水で育った野菜は、シンプルな味付けが一番美味しい――。ということで、那須高原で昔から食べてきた郷土料理を発掘して、地物の食材を使って復元したのがこのサイトなのです。


あえて“復元”としたのは、今風にアレンジした創作レシピはリストに入れていません。それと、郷土料理はどの時代に食べていたのかでレシピの内容が異なります。今と昔では、作られている野菜や調味料の種類も違いますし、これが郷土料理といわれるものであっても、いろいろな隠し味を使ってアレンジした郷土料理が多く見られます。

那須高原の郷土料理では、各地域の郷土資料の中からレシピを発掘し、昭和初期頃に生まれたおばあちゃん世代が食べてきたレシピをご紹介しています。
『那須町誌』 『白河市史』
『西那須野町の民俗』 『大信村史』
『湯津上村誌』 『東村史』
『小川町誌』 『中島村史』
『馬頭町史』 『おばあちゃんの郷土料理』(白河地域農業改良普及センター)
『南那須町史』 『ふるさとの味 おふくろの味』(栃木県農業者懇談会)
『矢板市史』 『新大田原読本』(大田原尋常高等小学校)
『喜連川町誌』 『日本の食生活全集9聞き書栃木の食事』(農山漁村文化協会)
『氏家町史』 『日本の食生活全集7聞き書福島の食事』(農山漁村文化協会)
郷土資料の中では地域が重複するレシピがありますが、その場合は地元人の感覚で適当と思われる地域を選んでいます。また、那須高原の広範囲に及んでいるレシピについては「那須高原全域」としました。
那須高原の青みを食べましょう!
「海があれば海のもの、山があれば山のもの……」というように、郷土料理は地理的な影響を受けて作られてきました。那須高原の食文化圏を考えると、那須岳と那珂川を軸とした地域が食文化圏となります。

北限の福島県側は、那須連峰と接する白河市と西白河郡が入りますが、東白川郡は八溝の食文化です。栃木県側は、県北とされる那須地方一帯を含み、さくら市の鬼怒川が地理的な南限となります。那須高原の郷土料理では、12市町村のレシピを復元しています。
知っておきたい那須高原のウンチク
那須高原というと“リゾート”というイメージが先にきますが、12市町村の歴史を眺めてみれば、とても古い歴史があります。郷土料理と関係する歴史は、なんといっても“道”です。塩や魚といったものは、道があったからこそ各地から運ばれてきましたし、那須高原の特産品も道を通して全国に広まりました。
那須高原の道で古くからあったのが奥州街道です。江戸時代に日本橋から白河までの27宿がありました。松尾芭蕉の奥の細道のルートですね。栃木県と福島県の県境に白河の関があるのも那須高原の郷土料理の特徴です。宿場は当時の食文化の発信源でした。阿武隈の食文化とも重なる福島県側と那須塩原市は会津の食文化、矢板市やさくら市は日光の食文化、大田原市や那珂川町は八溝の食文化、那須烏山市は水戸の食文化の影響を強く受けています。

栃木県宇都宮市白沢町

栃木県さくら市氏家

栃木県さくら市喜連川

栃木県大田原市佐久山

栃木県大田原市親園

栃木県大田原市

栃木県那須塩原市黒磯

栃木県那須塩原市黒磯

栃木県那須塩原市黒磯

栃木県那須町芦野

栃木県那須町横岡

栃木県那須町寄居

福島県白河市白坂

福島県白河市
奥の細道「遊行柳」 関東と東北の境界「白河の関跡」
奥州街道の他にも、会津中街道があります。この道は日光大地震によって会津西街道が通行不能となったためにできました。氏家宿、矢板宿、板室宿を経て、沼原から三斗小屋宿を経て会津に抜けるルートです。那須高原の古い歴史はこの2街道にあるといってもいいかもしれません。ちなみに、那須高原には東山道も通っていましたが、これは、平安京の頃のずっと昔の道です。
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