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那須岳の有料道路から奥会津にちょくでアクセス
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道路のお話しです。那須高原の栃木県側は道路もよく整備されていて、どこへ行くのにも不自由しません。那須岳は道路工事の見本市のようなところで、よくもこんなにお金をかけたなーと、感心というか、呆れるというか、まぁ、地元人としては嬉しい限りでありまして、大田原市出身のミッチーはさすがに大物であったわけです。で、那須高原の福島県側、つまり白河甲子高原のほうはですね、それなりに道路は整備されていて、玄人好みの高原地帯なんですが、唯一の弱点が会津に抜けられないということだったんです。
那須高原を訪れる年配の観光客で、那須高原から会津のほうに旅する人がけっこういます。そんなときは、塩原温泉郷の国道400号で会津田島に抜けるか、白河市大信から国道294号線を使うしかなかったわけです。どちらも、恐ろしく遠回りで、移動時間が長いプランしか立てられませんでした。
2008年9月21日、およそ30年の月日をかけて開通した国道289号線甲子道路は、西白河郡西郷村と南会津郡下郷町をつなぎました。東北のケネディもなかなかやるなー。甲子道路の要所となる甲子トンネルは全長4.3kmで、甲子大橋は199mとこれまた巨大構築物。つまり、この道路は昔から、白河人泣かせの難所だったのです。工事もこれまた紆余曲折があって、2002年7月の台風6号による豪雨で地すべりが発生し、一度造ったトンネルや橋がムダに……。トンネルの途中からうまく掘りなおして、やっとこ開通しました。
これから那須高原はますます楽しくなりそうな予感……。
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トンネルを掘りなおしたので、こんな形になりました |
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きびたきトンネル |
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稿石トンネル |
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渓谷をまたぐ剣桂橋 |
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大黒屋へもアクセスが便利になりました |
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