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白河市の古式ゆかしき結婚式の祝い膳は、一の膳に「さしみ、ぶりの照り焼き、酢のもの(ぬた)、吸いもの、うまに」、二の膳に「しんかん(鯛の焼きもの)、寿司(海苔巻き)、塩鮭の切り身」が並びます。七つ盛りといって必ず七種の品を作るのがならわし。調理は各地域に「板のま」と呼ばれる人たちが携わりました。
「しぼり豆腐の卵焼き」は、かんぴょうとさくらでんぶを内側に、卵焼きを外側にした海苔巻きを作るときの具です。伊達巻や握り寿司の卵よりも上品な味わいにびっくりですよ。
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4人前 |
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(1) |
しぼり豆腐……1丁 (水分を抜いた豆腐) |
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卵……5個 |
(3) |
砂糖……大さじ1 |
(4) |
油……小さじ1 |
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黄身だけを使って卵焼きにします |
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●卵の黄身だけを使います。 |
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●豆腐は半日ぐらいザルやまな板の上に置いて水を切りましょう。それをふきんに包み、さらによくしぼってください。 |
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すり鉢を使って豆腐をつぶします。 |
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卵の黄身を混ぜ合わせて、砂糖を加えます。よくすってください。 |
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フライパンに油をしいて弱火で焼きます。 |
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時間をかけてじっくりと焼いたらできあがり。 |
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●海苔巻きの具にするので薄焼きが基本ですが、おかずの一品に厚焼きにしても美味しい。 |
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●豆腐はお豆腐屋さんでしぼってくれます。頼んでみて。 |
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豆腐をつぶします |
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よくすってください |
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砂糖を加えます |
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弱火でじっくりと焼きます |
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