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那須高原のお正月のお雑煮は、野菜がたっぷり入った醤油ベースの汁に、焼いた切り餅を入れます。見た目はとっても大胆ですよね。
それには深い理由があって、那須塩原のほうでは餅が小さいと貧乏だと言われて、縁起を担いでお椀の蓋になるくらいに大きく切った餅をのせたのです。
那須町の伊王野や芦野は、昔から隠れた餅米の名産地で、知っている人はわざわざそこの餅米を買い求めます。おそらく那須高原で一番、美味しい餅米なのではないでしょうか。ぜひ、味わってみてくださいね。
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4人前 |
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(1) |
切り餅……8個 |
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大根……1/2本 |
(3) |
里芋……3個 |
(4) |
にんじん……1本 |
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ごぼう……1本 |
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青菜……100g |
(7) |
水……カップ8 |
(8) |
醤油……大さじ6 |
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プリッとした歯ごたえのしいたけ |
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●切り餅は餅米を蒸かしてついたもの使いましょう。大きく切ってください。 |
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●餅はあらかじめ焼いておきましょう。 |
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大根、里芋、にんじん、ごぼうを適当な大きさに切り分けます。ごぼうは灰汁抜きをしないほうがいい味がでます。 |
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鍋に切った野菜を入れます。里芋に箸が通るくらいまで煮てください。 |
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醤油と焼いた切り餅を入れます。 |
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最後に青菜を入れてできあがり。青菜は小松菜やせりを使いましょう。 |
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●出し汁を加えて料亭風の味つけにしたいところですが、この料理は那須高原の厳しい寒さを耐えて育った野菜の自然の味を楽しむものなので、醤油汁だけで食べてみましょう。 |
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寒さに耐えて育ちました |
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みんな切っちゃいます |
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野菜のスープができた! |
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最後は青菜をバサッと |
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